News

About

「国民の自衛官」表彰式は、民間では唯一の自衛官表彰制度で、平成14年度(2002年度)から始まりました。
「国民に感銘を与えた頼もしい自衛官」「やさしい自衛官」「強い自衛官」などを選出し、表彰します。
陸、海、空それぞれの専門分野で功績のあった自衛官や部隊、機関などが推薦され、有識者が選考を行います。

Awards Celemony 表彰式

第21回国民の自衛官表彰式

2023年(令和5年)10月5日

臨席された三笠宮家の彬子女王殿下

国際的な活動や災害派遣などで著しい功績のあった自衛官を顕彰する「第21回国民の自衛官」の表彰式が5日、三笠宮家の彬子さまをお迎えし、東京都新宿区のホテルグランドヒル市ケ谷で開かれた。選出された9人1部隊に、表彰盾などが授与された。

産経新聞社の飯塚浩彦会長は、北朝鮮による弾道ミサイル発射など、厳しさを増す安全保障環境に触れ、「わが国の領土領域領空そして、国民の生命と財産を守るため、日夜奮闘いただいている自衛隊の皆さまに改めて敬意を表したい」と語った。

彬子さまはお言葉で、トルコ・シリア大地震や国内の台風、豪雨災害などにおける自衛隊の活動にご言及。「我々が大過なく日常を過ごすことができるのも、自衛隊の方々が365日24時間様々なところで縁の下の力持ちのような働きをしてくださっているおかげであることを、我々は忘れてはなりません」と述べられた。

来賓代表であいさつした宮沢博行防衛副大臣は「国民の信頼と期待に応え、全国の隊員の更なる模範となるよう一層努力されることを期待する」と激励した。

続いて、任務中の映像や写真を交えながら受章者を紹介。飯塚会長が受章者に表彰盾、同席した家族に記念品を贈呈した。

受章者を代表し、陸上自衛隊東部方面総監部の大崎香織1等陸佐(48)は「国民の自衛官の名に恥じぬよう混沌(こんとん)とした安全保障環境下にあっても、国民の皆さまの負託に応えるべく、約25万人の仲間とともに、訓練努力することを誓う」と決意を語った。

written by